小1プロブレムへの対応
小1プロブレムへの対応
私たちは、小学校に入学する際の大きな環境の変化に戸惑ったり、お友達との距離の取り方がわからなかったり、自分の気持ちを伝える方法がわからなかったりと、小学校に通い始めるときの課題を「小1プロブレム」と呼び、子どもたちが小学校で困らないようにしていきます。
発達や知的な障がいを持つ子ども達が周囲と関わる上で困ってしまう場面は多々あります。
かりなぽーと菅では「幼稚園や保育園と小学校は違う」ことで起きる課題について、「聞く力」や「かかわる力」を出来るための取り組みをし、小1プロブレムの解消をしていきます。
気持ちのお勉強
気持ちのお勉強
私たちは、発達が遅れを一つの「個性」としてありのままを肯定的に認識するようにしています。肯定的に捉えることで子どもたちの将来は大きく変わっていくでしょう。これを「障がい」と否定的に認識してしまうことで、子どもたちの伸びしろの芽を摘むのではないかと危惧しています。
「いやなこと、できないことをなくす」のではなく、 「好きになる」「できるように努力する」 にしていく、かりなぽーと菅では、そのような気持ちになるような取り組みをしていきます。
子ども達が楽しむ様子等をコラムで
どのようなゲームや遊びを通して、皆で楽しい時間を共有しながらソーシャルスキルを身に付けているのか、日頃の活動内容やイベントの模様などを発信していきます。
「心花(こはな)すげ」開設のご案内
「心花(こはな)すげ」開設のご案内
令和4年1月に開所し、まもなく3年になるところです。
主な対象は幼稚園の年中から小学校4年生ぐらいまでのお子さまを対象に、環境の変化に馴染めない「小1プロブレム」の解消を掲げ、3つの力をつけていく支援を行い、お子さま自身の自己肯定感の向上に努めてまいります。
① 伝える「力」
② コミュ「力」
③ 自分で学ぼうとする「力」
子どもたちの支援に寄り添う職員
心花では、全ての職員が
「障害分野と保育からの2つのアプローチ論」
と
「子どもの健全育成の2つの視点」
を基に、子どもたちへの寄り添い支援を行っています。
心花の支援における4つの視点
① ナラティブ・アプローチ
② 2人称的アプローチ
③ 子どもを「人間としてみる」ということ
④ 「性向善説」での善さへのあこがれ
一般社団法人 かりなぽーと 代表理事
かりなぽーと菅
管理者・児童発達支援管理責任者
相談支援従事者研修修了
子ども人間学修士
川崎市多摩区自立支援協議会 放デイ・児発連絡会
京王稲田堤駅から歩いて3分、南武線稲田堤駅から歩いて8分の立地
心花すげ
事業所住所 | 〒214-0001 神奈川県川崎市多摩区菅2丁目13−1 カサベルデ多摩 101
|
---|---|
電話番号 |
044-322-0303 |
サービス提供時間・営業時間 | 令和4年9月1日変更 午後1時~午後7時 学校授業日 午後2時30分~午後6時20分 休校日 午後1時~午後6時20分 月曜日~金曜日 午後1時~午後6時20分内で対応します。 【昼食について】かりなぽーとでは昼食後からの利用になります。昼食はわくわくプラザや学童保育、保育園、幼稚園、自宅などで済ませてください。 |
定休日 | 土曜日・日曜日・祝日・年末年始 |
管理者(児童発達支援管理責任者兼務) | 鈴木 章之 一般社団法人 かりなぽーと 代表理事 子ども人間学修士(平成31年修了) |
備考 | *午後は療育に入るため、午前中の電話問合せにご協力お願いいたします。 |
ウェブアクセシビリティについて |
当サイトはウェブアクセシビリティに対応しております。 |
アクセス
最寄りは京王相模原線・京王稲田堤駅南口から歩いて3分、南武線・稲田堤駅から歩いて8分の立地にあります。
また、送迎車は2台用意しており、小学校やご自宅までの送り迎えも実施していますので、かりなぽーと利用の際に保護者様が送り迎えすることなく利用することが出来ます。
よくある質問やQ&A
心花を利用するにあたっては「通所受給者証」の提示が必要です。
多摩区役所や稲城市役所に「通所受給者証」の申請をし、交付を受けてからの利用になります。
(令和5年2月14日時点)
この4月の新1年生の利用の問い合わせを受け付けています。
利用曜日につきましては、お子さまの現在の状況を確認させていただき、利用日を決めさせていただいています。
普通級か支援級か、男の子か女の子か、小学校の授業に慣れる課題かお友だちとのコミュニケーションを取るための課題か、等々、利用曜日によって来所する子どもたちとの相性も確認しながら決めていきたいと考えています。
例えば木曜日は女の子が半数以上とか、金曜日の寺子屋的な学習の時間を始めとして、各曜日ごとに特徴がある運営がなされています。
これらの曜日ごとの特徴をお伝えしながら話をさせていただいています。
まず始めに放課後等デイサービスの制度は、小学校・中学校・高校(1条校)に通学しているお子様が対象のサービスです。
そして利用を開始するにあたり、「放デイの療育が必要だという医師の意見書」や「各種障害者手帳」、小学校長が発行する「通級指導教室・個別支援級の通学証明証」の何れか1点が必要になります。
なので不登校だから通えるとか通えないということを、心花では判断をしていません。
心花では、午後の時間帯にお子さまの支援を行いますので、そこをご理解いただければ通うことが出来ます。お友だちと遊び慣れることによって、学校に通うきっかけにもなると考えています。
そして心花の代表理事は、相模原市のフリースクールのNPO法人理事として放デイに関わっており、不登校のお子さまに対する支援についても相談をお受けすることができます。
お気軽にお問い合わせください。
保護者様が「通所受給者証」の申請を多摩区役所や稲城市役所にするときに、利用日数の希望を出し、それを基に区役所や市役所が利用日数を決定します。
川崎市で新規に申請をするときには、あらかじめ心花や他事業所の利用日数を確認し、心花では「利用連絡票(新規)」という、『毎週*曜日に利用することを承諾しました』という書面を保護者様にお渡しします。その書類と他に必要な書類を揃えて申請に行きます。
稲城市では若干事情が異なりますので、心花にお問合せください。
何れにしましても、「サービス利用計画案」を保護者様が作成し、それを多摩区役所や稲城市役所に提出した内容を基に利用日数が決定されます。
注)「サービス利用計画案」は保護者が作成するセルフプランの説明になります。地域療育センターや相談支援事業所の相談支援を行う場合は異なります。
放課後等デイサービスは、小学校から高校・特別支援学校に就学し、
児童発達支援はそれ以外の18歳までのお子さまで、障害児または発達に課題があって
① 医師や地域療育センターでの診察で療育が必要と判断し、意見書を作成する
② 川崎市内であれば「支援級・支援学校・通級指導教室」などに通学する
③ 身体障害者手帳や療育手帳が交付されている
児童・生徒に対して、生活能力の向上のために必要な訓練等を行い、子どもの最善の利益の保障と健全な育成を図ります。また、子どもの地域社会への参画や一般的な子育て支援との協力連携、ご家族に対する助言などの支援を図ることも含まれています。
放課後等デイサービスや児童発達支援は、子どもに対する通所支援の総称です。
その支援内容は多岐にわたり、例えば心花では「気持ちのお勉強」や「小1プロブレムへの対処」を中心に年長から小4程度までのお子さまの課題に取り組んでいます。
事業所ごとに様々な支援があり、また、いくつかの事業所を併用することも可能です。
心花すげの小集団活動によるコミュニケーションと他事業所の1回1時間の個別療育を組み合わせて、併用して利用することも含めて検討していただければ幸いです。