ワーキングメモリーにご不安があるなら/稲田堤の放課後デイ【かりなぽーと菅】

query_builder 2025/05/03
発達知的療育
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皆さん、こんにちは。 川崎市多摩区稲田堤の放課後デイ【かりなぽーと菅】ブログ担当をしております、SDCの斉藤です。 日頃は特性を持つお子様達に学習指導を行っております。


今日のテーマは、
【ワーキングメモリが低いと言われたら?】

です!


WISC検査で「ワーキングメモリが低めですね」と言われると、不安になりますよね。

ですが、「やり方を工夫する」ことで、子どもはぐんと楽になります。


今回は、おうちでできる対策を具体的にまとめました!


そもそも「ワーキングメモリ」って?


ワーキングメモリとは、

「覚えながら作業する力」のことです。

たとえば、        

•「3+4は?」と聞かれて、さらに「それを2倍してみて!」と言われる    

•「宿題出して、教科書出して、提出物まとめてね」と言われる


このとき、頭の中で情報を一時的にキープしておく力が必要になります。 ワーキングメモリが低いと、 途中で何をしていたのか忘れてしまったり、作業ミスが増えたりしやすくなるのです。



<おうちでできる!具体的サポート例>


1. 一度に伝えることを減らす

→ いっぺんにたくさん指示するとパンクしやすいです。 「まず宿題を出してね」

→できたら「じゃあ教科書も出そう」と、一つずつ伝えましょう。


2. 目で見えるサポートを取り入れる

→ 口頭だけで覚えるのはハードルが高いです。 ホワイトボードや付箋で「やることリスト」を見える形にしてあげましょう。


3. メモやリピートの習慣をつける

→ 指示を出したら「今、何て言った?」とやさしく確認させる。 聞いたことを自分で声に出すだけでも、ぐっと覚えやすくなります。 また、学校の持ち物などもメモする練習を日常に取り入れるとよいです。


4. プリントやノートに「目立つマーク」をつける

→ どこをやればいいか分かりやすいように、蛍光ペンや付箋で印をつけると、途中で混乱しにくくなります。


5. 失敗しても責めない!やり方を一緒に見直す

→ 忘れたりミスしても「もう!」と怒らず、「どうしたら次はうまくいくかな?」と前向きに声をかけましょう。 ワーキングメモリの弱さは「やる気」とは別問題です!


大切なのは「頑張らせる」ことではなく「やりやすくする」こと


ワーキングメモリの弱さは、本人の努力ではカバーしきれないこともあります。 だからこそ、周りの工夫や環境作りがとても大事です。

無理に「忘れずに!」とプレッシャーをかけるよりも、 忘れても大丈夫な仕組みを作ってあげるほうが、子どもも安心して力を伸ばせます。


小さな成功体験を積み重ねながら、親子で一緒に成長していきましょう!



お子様の発達でお困りなら、川崎市多摩区の放課後デイ【かりなぽーと菅】までご相談ください。

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