ADHDの困り事と対処法とは(小中学生)/川崎市多摩区の放課後デイ【かりなぽーと菅】

query_builder 2025/01/30
発達知的療育
学級崩壊

皆さん、こんにちは。

川崎市多摩区稲田堤の放課後デイ【かりなぽーと菅】の、ブログ担当をしておりますSDCの斉藤です。

日頃は、特性のある小中学生に学習指導をしております。


さて、今日は、ADHDの小中学生について。

特徴や困りごと、対処法についてご紹介します。


<ADHD「注意欠陥・多動症」とは>
・不注意性

・多動性

・衝動性

三つの特徴があります。忘れ物が多い・授業に集中出来ない・自分のやりたいことを優先してしまうなどのイメージですね。

といっても、全てが症状として現れるのではありません。

「不注意性が強い」「多動性が強い」など人によって少しずつ違いがあります。


<どうすればいいの?>

まずは、適切な診断を受けることが重要です。「○○市・発達障がい・検査」などで検索すると出てくるでしょう。川崎市であれば、当方(かりなぽーと菅)にご連絡いただければ、検査先について相談可能です。

最近有名なのはWISC-Ⅴという検査です。

知能指数・ワーキングメモリ・処理速度などを数値化してくれるほか、数値の後の所見欄(結果報告書の2ページ目以降)に、検査者からのアドバイスやお勧めの接し方などが記載されます。これを市役所や支援関係者、学校の先生などに見せれば、配慮してもらえます。


また、場合によっては投薬治療を勧められる場合があります。

コンサータ、ストラテラなどが挙げられますが、どれも症状の緩和であり、完治を目的とするものではありません。それでも、人によっては劇的に楽になることがありますので、病院の先生とよくご相談ください。


次に、ご家庭でもできる一般的な対処法として、

・タスクは小分けして見える化する

・エネルギー発散のための運動系習い事

・自己コントロールを目的とした家庭内ルールの作成(本人と相談して)

などが挙げられます。

ちなみに、「現在ADHDを直す治療法」と呼べるものは存在しません。

個人の性格に近いものだとお考え下さい。

たまに、「脳波の○○を~~して直せます!」といった宣伝を聞きますが、科学的根拠に乏しく、高額の治療費を請求される例があります。

(そもそもそんなので治るならもっと流行ってます)


学年が上がって、小学生高学年や、中学生になると、スマホとの付き合い方が大事になります。

衝動性のコントロールが苦手なタイプのお子様は、ダメとわかっていてもずっと動画を見たり、ゲームばかりのことがあります。

出来るだけ早い段階から、ルールを明確化することをお勧めします。

・時間制限

・Wi-Fiの制限

・課金の制限

などなど。

ちなみに、私の今の教え子では

「中3の最初にスマホを親に預けた」という子が2人、

「時間や機能の制限」が3人ほどいます。

もし、有無を言わせずに無理やり制限しても、あの手この手で突破してきますので、「なぜ制限をかけるのか」を先にじっくり相談してからにしましょう。


ADHDのお子様は、小中学校で多くの困難に直面する可能性があります。

お悩みの方は、出来る限り早くご相談ください。

川崎市多摩区の放課後デイ「かりなぽーと菅」でも、随時相談を受け付けております。

----------------------------------------------------------------------

かりなぽーと菅

住所:川崎市多摩区菅2-13-1 カサベルデ多摩101

電話番号:044-322-0303

----------------------------------------------------------------------

一般社団法人かりなぽーと

法人番号:8012405004666
主たる事務所:神奈川県川崎市多摩区菅北浦2丁目23番4号

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG